2012-01-01から1年間の記事一覧

水族館に棲む

夢で、じゃあこれから寿司食べに行こう、ひさしぶりに会えたんだし、というところで寿司屋に行く途中で目が覚めた。魚津は遠い。

向こう2年

勝負の時間は短いね、と級友と会話。 慢性的な不調のため、大学病院へ通い始める。 端末を渡されて、診察の時間になったら呼び出される仕組み。知らない間に春が来て、夜が去って行った。

会合

「もっとしたたかだったら、いまごろがっつりテクニック盗んで自分のものにしようとしてるよ」 「遠慮と逡巡は違う」 「それが許される時期はいまだけだよ、この一年の過ごし方で十年後の基礎体力が変わってくると思った方がいい」 「書きたいことをそのまま…

つまびく

ひさしぶりの箏レッスン。五線紙に慣れているものとしては、タテ譜でいちばんむずかしいのはフレーズを掴むこと。唱歌を教えてもらってそれを頭においてやると、少しは、掴みやすかった。結局は唄なのよね、と先生が云う。古典的な「手」を覚えたり、暗譜の…

実験

聴覚に関する実験。なにが起こるか分からなくて、視覚でずいぶん補ってしまった。人の声には特徴があって、ずっと聞いていたいと思う声はやはり、紙石鹸のようなか細い声なのだと思った。

生きているものはいないのか

pina

映画〈pina〉を見た一日。

下見/打ち合わせ/コンサート

めずらしく言葉がとまらない一日。

RA

なにかが気になっている間に本を読むと、必要な箇所がきちんと頭に入ってくる。ちょっと不気味なくらいの符牒に助けられて、資料でもなんでも本を読むのがたのしい。

「こえ」の一日

「たまには休肝日をつくり給えよ」と家人が言う。飲酒が日常的ではない家人は「休肝日」という言葉を発音することにちょっとした面白みを感じているようだ。せめて二日にいっぺん、くらいのペースだね、というので、じゃあ毎日赤ワインのボトルに印でもつけ…

午睡デフォ

毎日毎日午睡してしまう。起きている間は家のことを済ませて、本を読む。なかなかすすまない。つらいけれど、ひっかかった箇所はすばやくメモ。自宅作業は家事と作業をバランスよく組み合わせればどちらも楽しいのだが、うまくバランスとれなくなるとどっち…

ペシミストうたう

朝から合わせ3本。音でいっぱいの一日。見通しは立った。きょうまでにどれだけの試行錯誤と取捨選択で準備してくれたのかと思うと胸がいっぱい。ださいと思うことは最初からしない。そこからいろいろな方向を探る。ペシミストにしてはめずらしく、なんだっ…

税務署 水餃子

還付手続き完了。書類を準備していたのであっけなく終了して拍子抜けした。月に一度は普段以上に猛烈に眠たくなる時期があって、きょうもその一日だった。まだまだ眠い。ほんとうに少しのことしか出来ていない。資料を読んで表を作って、メールをいくつか返…

無為徒食

折り目正しく無為徒食の一日。数日分の食料を買って、夕餉。 眠っても眠っても眠い。睡眠をコントロールできるようになれればいいのにと思う。 頭の中に蝶、蝶、蝶、蝶、蝶、蝶、蝶の群れ。

休日

日の出のカレーうどん、永楽屋で柚子葛湯。保険の相談。もうとにかく眠くてたえられない。

空気が揺れる

だらだらとぎりぎりの時間まで二度寝したあと、合わせと打ち合わせ。書いたものをはじめて聴く瞬間は、いまでもどきどきするし、慣れない(親しくなりたいひとの語り口に耳を澄ませる感じに似ている。どうか、その語り口がわたしを失望させませんようにとい…

止まらない言葉

きょうもほとんど眠っていた。風呂に入れば眠り、すこし食べては眠り、眠りすぎて体の輪郭がぼやけているのではと思われるほど眠った。たくさん眠るひとは早死にするという。どう考えてもじぶんの該当コース。やっておいたほうがいいことが進んでいない。多…

夢でも、会えない人とは会えない

きょうも著しい過眠。たぶん12時間以上。ひさしぶりに夢を見て、遠い地方都市へみすぼらしい格好で到着していた。いつも乗る特急ではなくて、なぜか在来線を乗り継いでT駅に着き、そこからH駅にいこうかどうか迷っている。雨が降っていて寒くて、わたしはず…

糸13本

糸13本に翻弄される日。なにかを書き残して伝えることには見るひとと書いたひとの間に暗黙の了解があって、そこのすりあわせがぜんぜんできてなかった。おまけに、これが定石というのがまだあるわけではない。そのためには、これまでの多数決で(なかば)ス…

竹林の中

昨日、ある人に会いに竹林の中を訪ねた。小さな椅子とドイツ語で記された幼児用の鳥類一覧ポスター、紅茶と珈琲、焼菓子。端正な文字で綴られた楽譜や注釈を見ながら、その端正さがすべての端正さだとは言えないと(なぜか意地悪く、たぶん自己防衛的無意識…